目標を見失う時

目標は競争でいうゴールの旗のようなものです

あなたは目標をいつも感じていますか?

まっすぐ進んでいますか?

目標には短期目標と長期目標があります

実際には長期目標の方が難しいことの方が多いでしょう

受験においては「志望校に合格をする」という長期目標であり

絶対的な最終目標が存在します。

スタート地点から最終目標にまっすぐに進んでいくことが出来れば

ほとんどの人がたどり着けるはずです

しかし、そううまくはいかないのです

今回は目標の達成までに目標を見失う瞬間という事について考察し、

それに自分で気が付いた時に修正できるようになることを目的としています

①通常状態での自分の目標について向き合って考えよう

いつもの日常を過ごしている自分は目標を持っていますか

ない場合には「志望校に合格する」という目標を明確に持ってください

すでに見失っていますよ

②短期目標が何かを考え、長期目標を確認し、長期目標を優先して考えよう

例えば

定期テストで数学を90点以上取るぞ!

というのは短期目標です

入試に合格するぞ!

というのは長期目標です

ここで2つの考え方に分かれるのではないでしょうか?

▶とにかく定期テストの数学で90点以上取れれば入試の足しになるから今回限りで

 忘れてもいいからまずは90点以上取ろう

▶最終目標は入試なので90点は取れればいいが、すぐ忘れるくらいならずっと覚えて

いられるように勉強しよう。その結果85点でも構わない

※理由はそれぞれで今回は頑張ろうもあり得ますが前者に分類します

合格に近いのは圧倒的に後者です

日頃見ていると前者が非常に多いと感じます

ポイントは

常に最終目標(長期目標)を意識しつつ・優先しつつ

短期目標に向かって頑張るという姿勢が合格を近づけるということです

極論「最終目標だけ達成できればいい」のであって、

短期目標は最終目標を達成するにあたり、途中計画の1つに過ぎないので

少しぐらい達成できなくても悲観する必要はない(理想は全達成ですが)のです

≪合格に近づく意識の変える方向≫

①定期テストの結果が悪くてもくよくよしない。人間良い時も悪い時もある

 定期テストは過程に過ぎない◀どうでもいいわけではない

②長期記憶を意識し、今回取れればよいという考えは捨てる

③あわてない▶あわてると時間が足りないように感じるが本番までは時間がある

 ※本番直前であわてないように、それまでに余裕を持った勉強をすること

④言われたことをやるのではなく、目標達成のために自分に必要なものをコツコツ蓄え

 着実に力にしていく→自分に必要なものは自分がわかっているはず

≪目標達成の妨げになる誘惑と意識を向ける方向≫

地味な作業(みんな嫌がりますが)をコツコツやる(単語練習・用語の暗記・公式の暗記)

 それ以外の勉強に逃げない(しっかり必要な分はやりましょう)

②携帯中毒者は思い切って携帯の使用をやめる◀数日たつと頭がすっきりするのを実感できます

③ちょっとした快感を得られるもの(携帯・漫画・ゲームなど)を常用しない◀快感に慣れるとちょっとした

 苦痛でさえも耐えられなくなります タブレット学習とか(楽なもの)もしない方が良い

④友人と遊ぶなどの予定は目標達成と天秤にかけて、重要な場合にだけ参加する

⑤とにかく睡眠時間は確保する(大きく差が出ます)

⑥こころがざわざわすること(罪悪感があること・夜更かしなど)はしない、思い切ってやめる

⑦周りと比較をしない◀自分が目標を達成できれば良い

⑧毎日目標を確認してから寝る

勉強以外で勉強の満足感を得ようとしない◀志望校情報を調べるとか勉強に関わるおもしろ動画を見るなど

自分が自分の実力で合格することを意識する◀運とか、なんとなく流れでとか、自分の各教科の最高点数を

寄せ集めてうまくいったら合格できるとかの偶然に期待しない

教えてくれないとできないという思考は捨てる◀そんなことを考えていても時間は過ぎていきます

⑫他人を言い訳にするような自分とは決別する◀あの先生の教え方が下手だからできないとか言っているくらいなら

 勉強した方が目標達成に近づくのが早い

⑬心を強く持ち、継続して勉強する◀上記の項目の頑張りが少ない人ほど勉強に対する気持ちの強さがない

 本当に気持ちを強くするのは勉強とか努力の結果や過程のみ

誘惑に勝てないならば家族や友人に協力してもらう事も必要かもしれません。

つまり、言いたいことは

「日常から目標を意識し、優先し、見失わずに進められれば絶対に目標は近づきます」

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この記事を書いた人

 塾講師のJTです。
 大学卒業後に学習塾を起業。学生時代を含め、約25年間生徒の指導を行ってきました。
 生徒数0人、所持金0円から塾を開始し、初期は「成績を上げて結果が出ないと生活ができない」状態だったため、成績の向上に日々向き合い、たくさんの方に多大なご迷惑をおかけし、ご協力をいただき、貴重な経験を得させてもらうことが出来ました。
 これからは若い世代の活躍の時期だと思うので、生徒も講師も活用できる知識や経験をできる限り残していこうと思います。
 若い世代の力になれればうれしく思います。

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