雇用と業務委託

塾の講師には大きく「雇用」と「業務委託」の2つがあります。

雇用は会社に属し、トレーニングを受け、会社と従業員とで責任を取り合い

給料が発生します。会社の業務命令には基本的には従う義務があります。

業務委託は自社ではできない事をプロを雇って仕事を委託することで

報酬が発生し、プロゆえにトレーニングはなし、会社に属していないので業務命令もない

フリーランスなので服装も自由、責任問題が起こったときにはすべて自己責任となります。

「プロが教えています」「全員プロ」はこのタイプの学習塾でしょう。

また、家庭教師の多くはこのタイプです。

ただ、このプロ講師の中には業務委託だという認識がない大学生講師が相当数含まれていて、

更にトレーニングもないのでプロという名目にはなっていても実力は素人であることも

珍しくおりません。また、トラブルが起きてしまった場合は学生自身が社会的責任を伴って

対処しなければならなくなり、そのことを知らない場合もあるとききます。

しかし、相当な実力者であるプロも含まれていることもあるでしょう。

この手の学習塾に通う際には講師の実力が事前に分かればいいのですが

当たり外れが大きい世界という事になりそうです。

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この記事を書いた人

 塾講師のJTです。
 大学卒業後に学習塾を起業。学生時代を含め、約25年間生徒の指導を行ってきました。
 生徒数0人、所持金0円から塾を開始し、初期は「成績を上げて結果が出ないと生活ができない」状態だったため、成績の向上に日々向き合い、たくさんの方に多大なご迷惑をおかけし、ご協力をいただき、貴重な経験を得させてもらうことが出来ました。
 これからは若い世代の活躍の時期だと思うので、生徒も講師も活用できる知識や経験をできる限り残していこうと思います。
 若い世代の力になれればうれしく思います。

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