「小さいころから英会話を習っているから英語は得意だよ」
と思っている方、英会話と学校の英語は全く別教科です!
これ、意識しないと学校のテストの方がほどほどの点数になっちゃいます
英会話は英語で意思疎通を目的とした実践英語です
本物の英語です
本質的にはこちらが正解でしょう
反対に学校で習う英語は
「日本人が理解しやすい様にまとめた文法を理解しているかどうかを確認する」テストです
最近はリスニングも少々取り入れられ、英会話の必要性が上がってきているとは思いますが
あくまでも文法を理解し、扱うことが出来るかどうかを確認するペーパーのテストで「筆記」です
英会話を習っている人に多いのが
「文法問題で得点できない、または落としてしまう」「英単語が書けない」
「大雑把に解いてミスが多い」「筆記試験もできると思っていて勉強しない」
などです(あくまでも私の経験上の話ですが)
これは注意が必要です!!
英会話では多くの場合に
1.文法のくわしい解説はおそらくないでしょう
2.単語の書き取りの必要もほとんどないでしょう
しかし、学校のテストや共通テスト、受験などは
文法の正確な知識が必要ですし、単語を書くという事も絶対に必要です
こと受験に限れば
文法と単語量は必要不可欠なのです
であるにもかかわらず、英会話を習っている子は
文法を軽視し、英語に割く勉強時間も少ない子が多いと思います
’(偏見ではなく、傾向として)
もうはっきり言って
英会話と受験英語は「英語を扱う」という共通点がありますが
内容が大きく違っているので別教科です
たぶん…使っている脳の分野も違います
なので割り切って、違う教科として英文法を勉強してほしいと思います
中には受験英語を「こんなの本当の英語じゃない」という子もいます
まったくもってその通りですが、受験に受かるには日本人向けの英語を
勉強するしかないのです
文句を言っても仕方がないのです
(受験英語も、使わなければ不要の長物なので、頭でっかちで英語での会話ができない
高学力者もたくさんいるということは改善が必要だと思います)
今日からは別教科だと思って1から見直してみてはいかがでしょう
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