刷り込みは早い者勝ち

こんにちは。

今回はまだまだ自分のスタイルが固まっていない講師の悩みどころである疑問を考察していこうと思います

塾で教えるにあたって「学校進度より先に教えるか後に教えるか」という問題です

考察の前に一つ思い返してもらいたいと思います

体験談として、何回も同じ方法で解いて間違えてしまったことがありませんか?

また講師側の視点で、「この子は何回教えても同じ間違いをする」と思ったことはありませんか?

結構ありますよね~

つまり「一度正しいと思ってしまったものはなかなか修正ができない」という事なんです。

これは教える側にとっては非常に重要な気がしていまして…

一度「わかった」「なるほど」と思ってしまったものは強烈な記憶になるんですね

つまり「最初に教わるものの内容や質は良けば良いほど効果がある」という事です

では、学校進度の後と先どちらで教えるべきでしょうか?

私は新人の講師には「自分の学習指導が学校指導よりも明確で語弊がなく、過不足なく教えることが出来る」

であれば、学校よりも先に進んでくださいと伝えています

しかし、「そこまでの自信がないならば」学校のちょっと後を教えるよう指導しています。

判断が難しい場合は生徒の話をよく聞いてみます

学校の先生は「わかりやすいよ」「丁寧に教えてくれる」とか「板書だけしてあとは雑談をしている」「声が小さ

くてきこえない」など声は様々です

少数だとは思いますが、教え方でのクレームを受ける教員もいらっしゃるようですので、生徒の情報や会話の

中からヒントを見つけて進めてはいかがかと思います

学校ではじっくり、実験などをやりながら進めるので基本的にはしっかりと教えているようです

あくまでも「先に教えた内容が強烈に頭に残り、なかなか修正が出来なくなること」を前提として進度の管理を

してはいかがでしょうか

また、講師も率先して学校進度よりも先に進める実力を身につけたいものです

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この記事を書いた人

 塾講師のJTです。
 大学卒業後に学習塾を起業。学生時代を含め、約25年間生徒の指導を行ってきました。
 生徒数0人、所持金0円から塾を開始し、初期は「成績を上げて結果が出ないと生活ができない」状態だったため、成績の向上に日々向き合い、たくさんの方に多大なご迷惑をおかけし、ご協力をいただき、貴重な経験を得させてもらうことが出来ました。
 これからは若い世代の活躍の時期だと思うので、生徒も講師も活用できる知識や経験をできる限り残していこうと思います。
 若い世代の力になれればうれしく思います。

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