自分の成功談をそのまま用いない

誰でも勉強法に関しては一家言あるものです

「有名な政治家が普段は黙って話を聞いているだけなのに

勉強法についてコメントを求めたら

自分の勉強法について話し始めて止まらなくなった」という話があります

誰でも自分の勉強法でうまくいった経験があるのです

勉強法については教員や講師も熱く語る人が多いようです

結論から言うと全く鵜呑みにしない事です

それはその人独自の経験なのであなたに当てはまるとは限りません

むしろ悪い方法な場合もあります

人生は1回きりですので、1つの結果しか確かめられず、

成功か失敗かはわからないのです

成功したと思っていても、実はもっと効率の良い方法があり、気づいていなかったという事も

ありえますし、失敗したと思っていても実は何年か後に見えない効果があることもあります

「うまくいったと思っている経験に、たまたまその方法を用いていただけ」なのです

こんなことを言うと何をするにしても怖くなりますよね…

まず、気安く助言してはならないという事です

助言してもあなたは時間を戻せるわけではないのですから…

助言通りにやって失敗してもあなたは責任をとれません

でも、助言するのは有りだし、必要なことでもあるのです

矛盾してそうですが

結果が少しでも出ている人には言うべきではないと思います、結果が出ているんですから

結果が出なく、悩んでいて相談してきた場合には「自分の成功談」ではなく

統計的に良い結果が出るであろうことを助言すべきです

例えば

「勉強をする・しない」であればした方が成績が上がる確率は高いですよね

当該生徒が勉強をしていないのであれば、するように助言しても問題ないと思います

英単語を書いても書いても覚えられない生徒がいたら、違う方法を提案するのも問題ないと思います

「覚えられない」とはっきりしているのですから、別の方法を試してみるのは前進ですよね

つまりは

明らかな助言は大丈夫だが、自分独自の経験はダメ

行き詰っている子にこういうやり方もあるけど失敗覚悟でやってみるかい

はOKだと思います

たくさん提案した中で、自分で決めてもらってもいいかもしれません

とにかく勉強は人生がかかっている可能性があるので

自分の成功談を押し付けてはいけないという話でした

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 塾講師のJTです。
 大学卒業後に学習塾を起業。学生時代を含め、約25年間生徒の指導を行ってきました。
 生徒数0人、所持金0円から塾を開始し、初期は「成績を上げて結果が出ないと生活ができない」状態だったため、成績の向上に日々向き合い、たくさんの方に多大なご迷惑をおかけし、ご協力をいただき、貴重な経験を得させてもらうことが出来ました。
 これからは若い世代の活躍の時期だと思うので、生徒も講師も活用できる知識や経験をできる限り残していこうと思います。
 若い世代の力になれればうれしく思います。

コメント

コメントする

投稿一覧