授業には相性があると思っている講師は多いと思います
私はその相性の良しあしを克服することが出来ました
今回その方法をお伝えしたいと思います
(これは自分の奥の手なのであまり公表はしたくなかったのですが)
勉強に使う脳
これは生徒の脳の機能を観察していて大きく2種類の特徴に分かれ
大きく作用しているという事に気がつきました(あくまでも個人経験上の見解です)
まず、血液型や家族の血液型構成にもよるのですが、大きくはこんな特徴があります
主に勉強においての考察です(必ずしもではないです、大雑把に)
①A型→暗記上位、考えるの苦手、きれいな解き方が好き、効率化、簡単な解き方が好き、あまり考えない
②B型→よく考える、暗記苦手、効率が悪くても納得がいく方法で解く、簡単な解き方もあまり好きではない
③0型→上記の2つのどちらでも対応
④AB型→気まぐれだし、AとB両方あるからあまり気にしなくても良い
この考察よりO型とAB型は相性はあまり意識しなくてもOKという事になります(性格の相性はまた別)
A型とB型は勉強の思考回路・とらえ方が正反対です
ここで相性の良い悪いが発生しやすくなります
私はB型なのですが、不思議なことに
入会して来る生徒の血液型もB型とO型が多くなるのです。
反対にA型の講師に教室を任せると
A型とO型の生徒が多くなるのです
これは長年にわたり、サンプルをとっているので、相対的に高確率で起こりうることだと思います
また、「A型の講師は人気になりやすい、指示される」という話がありますが、
人口のA型の比率を考えるとうなずけます
さて、問題の相性の克服の話ですが
ちょっと今までが複雑だったので、簡単に説明しますと
①しっかりと理詰めで説明すると、Aタイプは嫌なので聞きたくない、聞かないがBはよく聞いている
②こうすると簡単に解けるよと説明すると、Aタイプは喜ぶがBタイプが納得がいかない
という事になるので
2つをさりげなく交互に説明するのです
例)こうすると簡単です→なぜならばこうだからです→こういう理由でこうやると簡単です
※A向け→B向け→A向けという順番じゃないと✕ 逆だと交互にしても効果なし
というように両方が納得する形を意識して授業に取り入れるのです
つまり、タイプの違いを意識して2種類の説明を用意しておくのです
なぜ逆だと効果がないかというと
①A向けの説明◀Aは簡単な解き方を喜んで聞いている・Bも全面的に受け入れてはいないが一応聞いている
②B向けの説明◀Aはすでに結論が出たので聞いていない、勝手に問題をやる・Bは考え方を知りたいからよく聞く
③A向けの説明◀Aは知識の再確認になるので聞いている・Bは理屈がわかったから簡単な解き方を受け入れる
これが正しい順番になります
この方法だと「わからない」という生徒がほとんど出ないです
逆だとこうなります
①B向けの説明◀Aは面倒くさいから聞きたくない・Bは興味津々で聞いている
②A向けの説明◀Aは嫌な説明を受けたので興味を失っている、先に簡単にできる方を言えと思っている
Bはなるほど、簡単そうだねと思っている。
③B向けの説明◀Aはもうわかったってとうんざりする・Bは再確認にはなるが思い授業だと思い始める
となるので両方に納得のいく方法ではなくなります
例)連立方程式(連立ばかりですみません)
2本の式を縦に足し算か引き算をするが、その符号の決め方の場合
A向け▶同じ係数の符号が同符号なら「引き算」異符号なら「足し算」をすると簡単に計算できるよ
B向け▶なぜならば連立の目的として文字を一つ消して、0にすることだから、それを考えて足し引きを決めるんだよ
A向け▶はい、まとめます、つまり同符号ならば引き算、異符号なら足し算をすればきっちり文字が消えますよね?
というようにすべての分野で意識してこれを行うのです
AもBも飽きずに納得して説明を聞くことが出来るのです
占いとか血液型とかはあまり信用していないですが、これはかなりあてはまると思います
伸び悩んでいる講師はこれを取り入れてみても損はないと思います
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